【ポケモン剣盾】シーズン12レート2000達成構築|構築記事
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ポケモン剣盾(ポケモンソードシールド)のシーズン12(S12)における攻略班の使用構築(パーティ)を掲載している。ポケモンの採用理由や立ち回り、選出パターンなどを解説しているので、ぜひ参考にどうぞ!
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構築経緯
交代技+ウオノラゴンの対面操作の強みを発見
初手にサンダーを出して「ボルトチェンジ」等の交代技をうち、裏の「ウオノラゴン」を着地させれば有利対面を作れて強いと思い2体を採用した。
「ウオノラゴン」の専用技「エラがみ」は先制で使用することで威力が2倍になる技で、特性と相まって安易な受け出しが出来ない火力を出せる。そのため、有利対面を作ってしまえば、対面のポケモンが倒れるか、裏のポケモンを切るかの2択を押し付けられる。
相手のサンダーを受けるためHDポリ2を採用
初手にサンダーを出すと、相手もサンダーとのミラーになる場合がある。この構築のサンダーは防御方面に努力値を厚くしているので、対面では打ち勝てない。そのため、相手がダイマックスしてきても受けきれるHDポリゴン2を採用した。
HDポリゴン2はサンダーや他の特殊ポケモンにも強く、物理技の「からげんき」を採用しているので、「めいそう」で起点にしてくるポケモンも突破できる。
個別解説
サンダー
性格 | ずぶとい |
努力値 | HP 252 防御 196 特防 60 |
特性 | せいでんき |
持ち物 | マゴのみ |
技構成 | ボルトチェンジ とんぼがえり ほうでん はねやすめ |
構築コンセプトの1体。「ボルトチェンジ」を無効にする「じめん」タイプにも有効な「とんぼがえり」を採用して、確実に対面操作できるようにしている。
初手に出して交代技を使う
2種類の交代技を持っているので、初手に出して交代技を使い対面操作を行う。みず技の通りが良い構築に対しては「ウオノラゴン」を出すなど、構築に応じて引き先を決めよう。
物理ポケモンに対してマヒを狙える
特性「せいでんき」により、接触技を使うポケモンを3割でマヒにできる。そのため、物理ポケモンに対しては、「はねやすめ」を連打しているだけでマヒ状態を狙える。
ウオノラゴン
性格 | ようき |
努力値 | 攻撃 252 素早さ 252 特防 4 |
特性 | がんじょうあご |
持ち物 | こだわりスカーフ |
技構成 | エラがみ こらえる けたぐり げきりん |
構築コンセプトの1体。「エラがみ」の威力はタイプ半減では受けられないほどなので、有利対面を作ってしまえばサイクルを崩壊させられる。
基本ダイマックスをせずエラがみだけで戦う
一般的なポケモンは、通常時より「ダイマックス」した方がダメージが上がるが、「ウオノラゴン」は「ダイマックス」すると火力が下がってしまう。
エラがみは先制で使うことで火力を上げられる技なうえ、持たせている「こだわりスカーフ」の素早さ上昇効果も「ダイマックス」で打ち消されてしまうため相性が悪い。
ダイマックスを使う際は順番を考えて技選択をする
相手のダイマックスターンを消費させたり、「エラがみ」が半減になる「ひでり」状態を解除するためなら「ダイマックス」を使っても良い。
「ダイウォール」→「ダイストリーム」→「ダイウォール」の順番で使えば、天候を「あめ」に変えつつ「ダイマックス」の3ターンを消費できる。
ポリゴン2
性格 | なまいき |
努力値 | HP 244 防御 12 特防 252 |
特性 | ダウンロード |
持ち物 | しんかのきせき |
技構成 | からげんき れいとうビーム ほうでん じこさいせい |
HDに特化することで特殊アタッカーを受けきれる耐久を確保している。低火力の物理アタッカーであれば「じこさいせい」の回復が間に合うので、選出に組み込んでも腐りにくいのが強み。
特殊アタッカーに後出しする
特防に特化しているので、弱点以外の特殊技は2回耐えられる。体力を回復する「じこさいせい」を使えるので、PPが切れない限り何回も攻撃を受けられる。
相手のダイマックスに合わせてダイマックスする
いくら耐久が高くても、「めいそう」や「わるだくみ」で特攻を上げた状態の「ダイマックスわざ」は受けきれない。相手の能力上昇技が一定数使われた後、後続のポケモンで対処できない場合こちらも「ダイマックス」を使って応戦しよう。
ミミッキュ
性格 | いじっぱり |
努力値 | HP 100 攻撃 156 防御 108 特防 4 素早さ 140 |
特性 | ばけのかわ |
持ち物 | アッキのみ |
技構成 | じゃれつく ドレインパンチ かげうち つるぎのまい |
構築単位で「ウオノラゴン」がキツいため採用。特性「ばけのかわ」により様々な「ダイマックス」ポケモンのストッパーになったり、ラストの詰め筋に使える点が便利。
つるぎのまいを使って火力を上げる
火力アップアイテムを持たせておらず素の火力が低いため、「つるぎのまい」で攻撃力を上げるのが必須だ。
エースバーン
性格 | ようき |
努力値 | 攻撃 252 素早さ 252 防御 4 |
特性 | リベロ |
持ち物 | いのちのたま |
技構成 | かえんボール とびひざげり とびはねる しねんのずつき |
技範囲が広く素早さが高いので、「ダイマックス」との相性が良い。「ドイドイデ」と「ラッキー」の並びが崩せないため、「しねんのずつき」を採用している。
とびはねるで相手のダイマックスターンを消費させる
「とびはねる」は1ターン目に上空に飛び、2ターン目で相手にダメージを与える技だ。上空にいる間は「ダイマックスわざ」のダメージを受けないため、2ターン消費させられる。
ダイジェットは相手のパーティを見て打つか決める
ダイジェットは火力が高く素早さを上げられる優秀な技だが、相手の構築によっては使用しない方が得な場合がある。相手の構築に素早いポケモンがいない場合は、「ダイナックル」で攻撃を上げるか「ダイサイコ」でフィールドを「サイコフィールド」にした方が次のダメージを上げられる。
カミツルギ
性格 | ようき |
努力値 | HP 4 攻撃252 素早さ 252 |
特性 | ビーストブースト |
持ち物 | きあいのタスキ |
技構成 | リーフブレード せいなるつるぎ つばめがえし つるぎのまい |
きあいのタスキを持たせて行動保証を確保しつつ、「つるぎのまい」で攻撃力を上げて戦う型。
つるぎのまいをして火力を上げる
カミツルギは耐久が低く、相手と技を打ち合えないので一撃で倒す必要がある。つるぎのまいで火力を上げれば、高火力で相手を倒しきれる。
ダイジェットで素早さを上げる
カミツルギの素早さは高い部類だが、環境に多い「エースバーン」や「ドラパルト」、「スカーフウオノラゴン」に先制で動かれてしまう。「つるぎのまい」で攻撃を上げても裏のポケモンで倒されてしまうため、「ダイジェット」で素早さを上げて対処しよう。
立ち回りと選出パターン解説
主な立ち回り
初手にサンダーを出して、「ボルトチェンジ」か「とんぼがえり」で対面操作を行い有利対面を作りだす。主に「ウオノラゴン」を通すパターンがイージーウィンを狙いやすいので、他2体で「エラがみ」の一貫を作れるように立ち回る。
サンダー + ウオノラゴン + ポリゴン2
防御特化の「サンダー」と特防特化の「ポリゴン2」をクッションにして、「ウオノラゴン」を通す選出。「サンダー」は耐久が高く、高火力技を受けても「マゴのみ」で回復できるので初手に投げやすい。
カプ・レヒレを削る立ち回りをしよう
相手パーティに「カプ・レヒレ」がいる確率が高く、「エラがみ」を半減で受けるために選出されやすい。「ポリゴン2」がいたり、「サンダー」の体力が多く確保できている場合は一度「エラがみ」を打ってから交代しよう。しかし、選出的に安定した引き先を用意できない場合は、「カプ・レヒレ」の受け出しに合わせて「サンダー」に交代しよう。
サンダー + エースバーン + α
耐久が高いポケモンを寄せ集めて「受ける」ことに特化したパーティに対する選出。うまく「エースバーン」を通すことが出来れば比較的イージーウィンが狙える。
サンダー + ミミッキュ + α
サンダーの「ダイジェット」の一貫がある場合に初手ダイマックスするための選出。「ダイマックス」を温存された場合のストッパーや非ダイマ同士での打ち合いに強い「ミミッキュ」を連れて行く。ラストは相手の構築によって柔軟に変更できる。
シーズン12総括
シーズン序盤は「テッカグヤ」が大流行し強いと思われたが、「サンダー」の流行により数を減らしたのが印象的だった。また、「ウーラオス」はシーズン序盤での評価が低かったが、最終日付近になると2回に1回は入っているほどの採用率があり、環境は回るのだと実感した。
実際に使っている自分が言うのもおかしな話だが、「サンダー」+「ウオノラゴン」の並びをいかに対策できるかがレート2000より上にいけるかのポイントだと感じた。「冠の雪原」の準伝解禁によって環境はガラッと変わり、構築の幅が広がったことは感じたので、来シーズンも満足できる構築を組んでいきたい。