【ポケモン剣盾】最高172位ヌルアント構築|構築記事
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ポケモン剣盾(ポケモンソードシールド)のシーズン1(S1)における攻略班の使用構築(パーティ)を掲載している。ポケモンの採用理由や立ち回り、選出パターンなどを解説しているので、ぜひ参考にどうぞ!
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構築経緯
タイプ:ヌル + アイアント + ドラパルト
最終日付近に「ヌルアント」という並びを知り、以前から「アイアント」が強いと感じていたために軸にしようと考えた。また、「ヌルアント」を使うにあたって弊害となる「ほのおタイプ」や「ドラゴンタイプ」に対しての回答として「ドラパルト」を採用し基本選出とした。
パルシェン + アーマーガア + ヒートロトム
シーズンを通して対戦をしている中で「からをやぶる」を積んだ「パルシェン」を止められるポケモンが少ない点に気づいた。そして、確実に「からをやぶる」が出来る行動保証として「きあいのタスキ」を持たせた型を採用した。
次に、ランクで相手に使われて強かった「弱点保険アーマーガア」を追加し、パーティ単位で相手の「アーマーガア」や「ナットレイ」などが重いと感じたため「ヒートロトム」を採用し、本構築が完成した。
個別解説
タイプ:ヌル
性格 | のんき(素早さの個体値は0が理想的) |
努力値 | HP 252 防御 252 特防 4 |
特性 | カブトアーマー |
持ち物 | しんかのきせき |
技構成 | こごえるかぜ とんぼがえり でんじは ブレイククロー |
「ヌルアント」の軸となる1匹。「しんかのきせき」による高耐久を活かして、「アイアント」が不利を取った対面に後投げをする役割を持つ。
素早さ操作をする
「アイアント」では抜けない「ドラパルト」や「エースバーン」などの高速アタッカーに対して「でんじは」や「こごえるかぜ」を使い素早さを奪う立ち回りをする。
素早さを下げた後に後攻とんぼがえりをする
「タイプ:ヌル」を最遅で厳選しているため、相手の素早さを下げてもこちらが後攻で動ける。あえて後手に回ることで、交代先の「アイアント」へ攻撃が当たるのを避けられる。
アイアント
性格 | ようき |
努力値 | HP 4 攻撃 252 素早さ 252 |
特性 | はりきり |
持ち物 | いのちのたま |
技構成 | アイアンヘッド かみなりのキバ であいがしら ばかぢから |
「ヌルアント」のエースポケモン。「はりきり」で下がる命中率を「ダイマックス」の必中効果で補えるのが強みのポケモンで、弱点を突ければ「ダイマックス」相手でも一撃で持っていけるほどの火力を持つ。
であいがしらを上手く使う
「であいがしら」はむしタイプの先制技だ。「アイアント」はタイプ一致で使えるため、耐久のないポケモンは「であいがしら」1発で倒せてしまう。
また、本来ならば素早さを抜かれて倒される「スカーフサザンドラ」相手にも「であいがしら」で先制できるのでとても強い。
ドラパルト
性格 | ひかえめ |
努力値 | HP 236 防御 4 特攻 204 特防 20素早さ 44 |
特性 | すりぬけ |
持ち物 | こだわりスカーフ |
技構成 | りゅうせいぐん シャドーボール だいもんじ 10まんボルト |
「ドラパルト」は「ヌルアント」で対応ができないポケモンに対しての回答だ。耐久と火力に努力値を割いて「こだわりスカーフ」を持たせることで、様々なポケモンに幅広く対応できるようにした。
基本的に初手に投げる
構築の軸である「アイアント」は対戦相手からとても意識され、初手に「アイアント」対策のポケモンが出てくるケースが多い。そして、「ドラパルト」は相手の「アイアント」対策に強いため高い確率で出し勝ちが出来る。
一度攻撃して裏に残しておく
「こだわりスカーフ」持ちの「ドラパルト」は、素早さと火力を兼ね備えているため、対戦の終盤の詰め筋として機能する。
そのため、一度初手に投げて技を打ち、次の攻撃で倒されるようであれば交代して裏に残しておく立ち回りも重要になってくる。
パルシェン
性格 | ようき |
努力値 | 攻撃 252 素早さ 252 防御 4 |
特性 | スキルリンク |
持ち物 | きあいのタスキ |
技構成 | つららばり ロックブラスト こおりのつぶて からをやぶる |
当初は性格「いじっぱり」の「パルシェン」を使っていたのだが、「からをやぶる」をしても「こだわりスカーフ」を持った「サザンドラ」や「リザードン」を抜けず倒されてしまったため「ようき」に変更した。
2手目か3手目で出す
「パルシェン」は全抜き性能が高いポケモンなので、初手に出してしまうと相手の3体がかりで止められてしまう。「パルシェン」は試合終盤の詰め筋として使うのが強いため、初手に投げるのは出来るだけ避けて立ち回る。
アーマーガア
性格 | ようき |
努力値 | 攻撃 252 素早さ 252 防御 4 |
特性 | ミラーアーマー |
持ち物 | じゃくてんほけん |
技構成 | ブレイブバード ビルドアップ ちょうはつ はねやすめ |
最終日付近で対戦相手に使われた「アーマーガア」の型を参考にして育成した型。「ダイマックス」前提のポケモンかつ「じゃくてんほけん」を警戒されづらいため、奇襲性能が高い。
耐久ポケモンに対してちょうはつを打って起点にする
「アーマーガア」は「ビルドアップ」と「はねやすめ」で相手の耐久ポケモンを起点にできる。また、相手の「アーマーガア」に対しても上から「ちょうはつ」を打てれば一方的に打ち勝てる。
不利対面であえてダイジェットを押す
「ダイマックス」をすれば耐久が2倍になり、素早さが上げられる「ダイジェット」を使える。仮に相手が弱点を突く技を使ってくれば、「じゃくてんほけん」が発動して予想外の火力で相手を返り討ちににできる。
ヒートロトム
性格 | ひかえめ |
努力値 | H 252 特攻 204 素早さ 52 |
特性 | ふゆう |
持ち物 | とつげきチョッキ |
技構成 | オーバーヒート ボルトチェンジ シャドーボール ほうでん |
相手の「トゲキッス」展開に対して対策が不十分だったため、タイプ的に有利な「ヒートロトム」に「とつげきチョッキ」を持たせて後出し性能を上げた。
タイプ有利な特殊アタッカーに対して受け出す
「とつげきチョッキ」を持たせて特防を上げているため、タイプ的に有利な相手であれば何度でも受け出しが出来る。
受けだした後は、交代を読んで「ボルトチェンジ」を選択したり「オーバーヒート」で負担をかけにいったりと柔軟に立ち回れる。
立ち回りと選出パターン解説
主な立ち回り
主に「アイアント」と「アーマーガア」に「ダイマックス」を使うことを想定し、一貫が取れるように周りのポケモンでサポートしていく戦い方をしていた。
タイプ:ヌル + アイアント + ドラパルト
「ヌルアント」に補完の取れた「ドラパルト」を組み込んだ基本選出。一番選出するパターンで、初手に「ドラパルト」を投げて展開していく。「ダイマックス」は主に「アイアント」に使うことが多かった。
タイプ:ヌル + アーマーガア + α
「タイプ:ヌル」で相手の素早さ操作を行い、「じゃくてんほけん」を持ったエースの「アーマーガア」を通していく選出。主に選出画面で「アーマーガア」の通りが良いと感じたら積極的に出していった。残りの1体は相手の構築に対して刺さりの良いポケモンを毎回選出していた。
アーマーガア + ヒートロトム + α
受け回し系統の構築に対して選出していた。「ちょうはつ」と「はねやすめ」で相手を起点にしやすい「アーマーガア」とくさタイプとでんきタイプに対して強い「ヒートロトム」を選出する。
シーズン1総括
シーズン1は皆が同じスタートラインにいたので、自分の中での正解を見つけた人が上位に食い込んでいけたのだと感じる。特に「ダイジェット」と「じゃくてんほけん」が目立った環境であり、これからも環境の中心になってくると考えられる。
また、攻略班の私自身は「メガシンカ」を軸に構築を組むという固定観念から抜け出せず、満足な構築を組むことが出来なかったのでシーズン2は構築作成の考え方を改めていきたい。