【FGO】メドゥーサ（ランサー）の元ネタと史実解説

メドゥーサ（ランサー）の元ネタ

メドゥーサ（ランサー）のプロフィール

出典の詳細

出典はギリシャ神話

メドゥーサはギリシャ神話に登場する醜い女の姿をした怪物として知られる。ゴルゴン三姉妹の末女で、姉妹全員が月の女神だったともされる。

ギリシャ神話の始まりは、およそ紀元前15世紀頃に遡ると考えられている。

初出は「Fate/Grand Order」

槍メドゥーサの初出はFate/Grand Order。第7特異点で初登場し、はぐれサーヴァントとしてウルクに召喚された。

マーリンから誘いを受け、主人公やギルガメッシュと協力関係になる。マーリンの提案で自身を「アナ」と名乗り、当初は正体を明かさなかった。

メドゥーサ（ランサー）の人物像

何らかの要因により反英雄メドゥーサが、女神としての姉二柱に近しい姿となって現界。男の憧れの具現、完成した「偶像(アイドル)」としての姿。

姉二柱に似た可憐な少女であり、性格はライダーの時のそれから変化している。「誰かの手を借りねば生きられない永遠の少女」である姉たちとは違い、既に数多の命を奪い得る魔の萌芽が幾らか備わっている。

人間に対して警戒心を抱いており、基本的に他者と関係を結ぼうとしない。マスターもまた人間ではあるが、さほど警戒の様子は見られず、心の奥底では味方であると理解している模様。

宝具の元ネタ

カレス・オブ・ザ・メドゥーサ

宝具説明

従来のメドゥーサ(ライダー)がスキルとして所有している能力、すなわち現在の状態のメドゥーサが「未来」に取得するモノを宝具として得ている。

手にした不死殺しの刃を見舞ったあと、視界に捉えた相手を瞬時に石化させる、最高レベルの魔眼「キュベレイ」による効果。

これを軸として、彼女は猛攻撃を行う。

宝具名の由来

英語で抱擁を意味する「カレス(caress)」が由来かと思われる。

Fateシリーズでの設定

FGOでの小ネタ

「アナ」の由来

1部7章で名乗っていた「アナ」の由来は、ゴルゴーンの頭部から生える髪の蛇「メデュシアナ」かと思われる。ほかにもメドゥーサが女神として信仰されていたトルコ共和国の「アナトリア半島」の可能性もある。

使用する武器

アナは不死殺しの力を有する鎌を持っている。この鎌は、かつてペルセウスがメドゥーサの首を刈る際に使った「ハルペー」かと思われるが、詳細は不明。

ちなみにアニメ「Fate/Grand Order ‐First Order‐」では、成長した姿のメドゥーサ(ランサー)が登場。同じく鎌を持っており、この鎌のデザインはギルガメッシュの「王の財宝」の中にあるハルペーの原典と同一になっている。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	メドゥーサ（ランサー）との関係
メドゥーサ	自身の成長した姿。 自分の未来であり、本当の自分。
ステンノ	ゴルゴン三姉妹の長女。 大好きな姉だが、自分から話しかけられないでいるそう。
エウリュアレ	ゴルゴン三姉妹の次女。 大好きな姉だが、自分から話しかけられないでいるそう。
ゴルゴーン	メドゥーサの別側面。 怪物として堕ちた姿。
/ ペルセウス	自分を退治した張本人。

参考文献
・FGOマテリアルⅣ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia

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