【FGO】ジャガーマンの元ネタと史実解説

ジャガーマンの元ネタ

ジャガーマンのプロフィール

出典の詳細

出典は「アステカ神話」など

ジャガーマンの出典は、「アステカ神話」といった中南米の神話や伝説。ジャガーの戦士、豹の戦士とも呼ばれ、南アメリカでは獣人に変身するジャガー憑き、ジャガー人間の逸話も存在する。

ジャガーマンの史実・伝承

ジャガーマンの詳細

ジャガーマンはアステカのエリート貴族戦士の戦士団の1つとされている。また、ジャガーの姿をしたアステカ神話の神であるテスカトリポカの戦士でもある。

ジャガーマンは綿を詰めたジャガーの頭の毛皮を被り、ジャガーを示す服をまとって、羽毛製の旗印を付けて戦場に赴いた。戦闘ではマカナという黒曜石の刃を挟んだ木剣を使用する。

アステカでは金銀や合金といった貴金属類を除いて、金属の精錬技術を持っていなかったので木が用いられた。また、生贄の確保を目的とした戦いでは、何も付いていない木製の棍棒を使っている。

ジャガーの信仰

古代文明であるオルメカやマヤ、アステカでは、人々がジャガーを神として崇めていた。古代文明には神殿や王座だけでなく、水差しやスプーンなどにもジャガーの姿が彫られた痕跡がある。

ジャガーは病を治し、闇の力から人間を守る守護者として信じられてきた。ほかにもテスカトリポカの象徴であり、古代南米では「雨の神」とも考えられていた。

宝具の元ネタ

グレート・デス・クロー

宝具説明

ジャガーマンが手にする「おそろしい棍棒」が一時的に巨大化し、猛烈な勢いを伴って対象を叩き潰す。何が起こっているのかわからず、相手はまず回避できない。

宝具名の由来

宝具名やモチーフの元ネタは不明。

ジャガー・イン・ザ・ブラック

宝具説明

ジャガーは夜の森に潜み、暗がりそのものとなって獲物を待ち、死の顎そのものとなって獲物に襲いかかる。

夜間のみ使用することができる宝具。夜行性であるジャガーの特徴が発揮されることで一時的に攻撃ダメージにプラス補正が与えられる。同時に特殊な「気配遮断」スキルを獲得し、回避と命中にプラス補正。

宝具名の由来

宝具名やモチーフの元ネタは不明。

Fateシリーズでの設定

史実との相違点

擬似サーヴァントして現界

ジャガーマンはFate/stay nightに登場する藤村大河の体を依り代に顕現した擬似サーヴァント。憑依体の人格がメインになっているが、指摘してはいけない。

ジャガーのナワル(霊的存在)が特定の人間を依り代とすることで分霊としての現界を果たしている。FGOでのジャガーマンはテスカトリポカのナワルとしての側面が習合している。

また、ナワルとは本来、鳥獣に変身する能力を持つシャーマンや、変身後の姿を指す。

FGOでの小ネタ

Fate/stay nightでの小ネタ

依り代の藤村大河が登場するFate/stay nightにて、バッドエンド後のミニコーナー「タイガー道場」でジャガーマンに関する会話が実装されていた。

大河とイリヤの会話にて、下記のような会話がある。ちなみに「豹マン」という特撮番組があり、この会話の元ネタと思われる。

関係の深いサーヴァント

キャラ名	ジャガーマンとの関係
ケツァルコアトル	アステカ神話の善神。ジャガーマンは敵対するテスカトリポカの関係者なので対応は冷たい。
エミヤ	憑依先の知り合い。「昔はあんなんじゃなかった気がする」と責任を感じている。
イリヤ	憑依先の知り合い。生前の関係から弟子扱いしている。
テスカトリポカ	ジャガーマンの一部を習合したアステカ神話の悪神。「テスカん」と気軽に呼んでいる。

参考文献
・FGOマテリアルⅣ(TYPE-MOON BOOKS出版)
・wikipedia

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